Chiaki Photo

Chiaki Photo BLOG

全世界出張型フォトグラファーのChiakiのブログです!日々感じること・写真について書いていきたいと思います♡

奇跡は起こり続ける事を知っている。 〜写真を始めた物語①〜

奇跡はいともたやすく
次々に起こり続ける。

自分の直感に素直になって
怖くても大丈夫
溢れてくるすべての感情をそのままに
一歩踏み出せば

かならず かならず
奇跡は起こる。



わたしは、それを知っている。

2018年10月12日よりスタートしたアート実験
『余命半年だったら何しちゃう?』
4月12日まで残すところあと10日の命となりました。

時計の針は進み続ける
やりたいことはたくさん溢れてくる
文字を綴りたい
書きたい事は山盛り
まいにち物凄い奇跡が連続で起こり続ける
驚く、笑う、泣く、悲しむ、死ぬほど嬉しくなる
言葉に出来ない想いが溢れる
時間は足りない


・・・さぁ、どうする?!?!?!


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(福岡で撮影させてもらった大好きな友人のブライダル写真オフショット ゲージで帰りを待っていたワンコとの再会シーン。好きすぎるこれ)




大丈夫よ、千明
落ち着いて〜
呼吸して〜
身体と意識に問いかけて〜



千明「ねぇ、とりあえずブログ一本書こうと思うけど何書きたい?」

リトル千明「写真を始めたきっかけの奇跡!」

千明「!!おぉおお、そこまで遡るのね!おっけー!」



ということで
今回は長い間あたためにあたため続けていた『千明が一眼レフを始めたきっかけ』を記そうと思います。



 

時は遡り、2010年
大学3年生になる直前の春休みのことだ。
私はひとり震えながらインド・デリー行きの飛行機に乗っていた。

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当時NGOに就職希望だった私。
色々な国でボランティアを経験したくて、最終的に卒業までに20ヶ国ほどをひとりでまわった。
その初めての本格的なバックパックひとり旅(宿屋行き先を一切決めない旅)が、このインド旅だ。

このインド旅に到るまでのオーストラリア語学旅行、フィリピンNGOスタディーツアーでも本当にいろんなことがあった。
(ホストファザーに襲われかけたり Oh My God!な出来事たくさんあったね!詳しくは下のブログから💕)


chiakiphoto.hatenablog.com

chiakiphoto.hatenablog.com

 

私はフィリピンで貧困問題などを目にしたことによって、自身の罪の意識に苛まれることになります。

何も知らずに生きていたことに対する罪の意識、何も知らずにものを買って消費していた罪の意識、戦争時代に日本がしてきたことに対する罪の意識。

そして、それは何も知らない人への怒りへと変換していった時期もありました。

何も知らずにのうのうと暮らしている人がいることが、許せなかった。

自分自身のことも、許せなかった。

そうして、大学2年生のころの私の顕在意識と潜在意識はトゲトゲした罪パラダイス&許せないパラダイスに突入していったのでした。 

ただ、もちろんそんな生活をしていると苦しいし、しんどいし、嫌になってくる。

色々と悶々とした結果、

「本当の幸せってなんなんだろう?私は、今まで、わかりやすく言うとお給料が10万円の人より100万円の人の方が幸せ!て思ってた。でも、そんなもんじゃない気がする。よくわからないけど、次はインド。インドに呼ばれてる気がする。よし・・・インドに行こう!怖いけど・・怖いけど、行かなきゃいけない気がする!!」

と感じるようになり、大学2年生の終わりの春休み、20歳のとき。

私はバックパッカー一人旅で2か月ほどタイ・インド・バングラデシュ・台湾をまわることにしたのです。

 

こうして直感でインド行きを決めた私。
しかし・・・怖いよね?
普通に考えてめっちゃくちゃ怖いよね???


インド行きを決めた途端、インドに行ったことがある人からの声が入ってくるようになる


「もう二度と行きたくない、みんな騙してくるしうるさいし汚いし最悪!」
「空港について外に出た瞬間ナイフで脅されて、荷物全部持って行かれた」
睡眠薬飲まされて連れ込まれそうになって、自分で自分の足をハサミで切りつけて起きて、なんとか逃げ出したよ」


どんな修羅の国やねん

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(クンブメーラという12年に一回のお祭りに参加。サドゥーと呼ばれる修行僧の人たち。しかしお祭り前夜にテントに呼ばれて「ほら、俺はこんなヨガのポーズできるんだ!」とくどかれまくったの巻。結婚恋愛できんのやろうあなた方。そしてどんな自己PRやねん



初めての一人バックパッカーでインドって無謀じゃね?
この間までHelloくらいしか喋れなかった私が行って大丈夫なのか?

恐怖と行きたい気持ちの葛藤
ジェットコースターが落ちる前のような心臓のすーすー加減

そんな中 私は本屋に行き、とあるインドの本を手に取った。
そしてそこに載っていた物乞いの子の写真に吸い込まれるように引き寄せられた
そこにはこんな文章が書いてあった(と思う)


「インドには物乞いがたくさんいる。その時どのようにするかは自分次第。」


がーーーーん
常に(わかりやすく)自分を問われる国。
それがきっとインドなんだな・・。


引き込まれるように、ページをめくる。
その本に載っていたいくつかの写真がとても印象的で、それを見たときに私の腹は決まった。


「よし、この決断によって何かが起こったとしてもいい。
 死んだとしても、生きたとしても、後悔はしない。
 私は自分の身体と心でインドを体験する」


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出発の日の朝のことはよく覚えている。
記録的な方向音痴を誇り、10年住んでいる実家の半径500m以内でも迷子になる私を送り出してくれた親には尊敬を通り越して謎な気持ちにすらなる。
(ちなみに父母はハワイなどのリゾート地しか行ったことがなく、家族旅行で海外に行ったこともありません)



私「じゃあ、行ってくるね・・」

母「・・・気をつけてね」

不安そうな顔で言いたいことはたくさんあるだろうに、勇気を出して送り出してくれる母。歩き出そうとしたその瞬間、父が言った。

父「千明。」

私「・・・なに?」

「死ぬ時は、国に迷惑がかからないように死になさい」





ええええええええぇぇぇぇえええええええ?!?!?!
たしかに当時、海外で日本人が人質にとられ多額の身代金を要求されるようなニュースが何件か続いていた。
でも、いま、それ?!??!一世一代の体験をしに旅立つ娘に、それ?!?!




「危ないこともたくさんあるやろう。日本とは全く違うけんね。もしかしたら死ぬかもしれんたい。・・・それでも、知りたいことがある。見たい景色がある。それは本当に人生において素晴らしいことやと思う。いってこんね。」




泣きそうになった。



普段はそんなに生き方に対して口にしない父からもらったこの言葉。
いまも私の宝物だ。
私のことも国のことも心から思いやりつつ、送り出してくれる。
私が将来子どもが生まれたら、こんな言葉をかけられるだろうか。
普段はムカついたり、ウザい!と思うこともいっぱいあったりもした両親
新しいことを体験するたびに親の器を知る。
「この人たちには叶わない」そう思わされる。



先日「人生でいちばん幸せだったことは?」と聞かれた時
本当に自然に

「お父さんとお母さんの元に生まれて、育ててもらえたこと!」

と出てきた。
昔も今もワガママ放題で、たくさん迷惑や心配もかけまくっている私
父と母以外のお父さんお母さんだったらヤバかった気がする。(受け入れてもらえなかったかも。笑)
父と母の娘に産まれたことは、ほんっと人生でいちばんの幸運だと思う。
ナイス私!!!ほんっと天才!!!!!最高!


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(父に高い木の上に乗せられ絶望を味わう2歳児)

 


 

インドに無事についた初日
虚ろな目をしてヨダレをたらしている野良犬たち狂犬病やろキミ絶対)
次々に声をかけてくるインド人たち
物乞いの子どもたち
道に落ちているうんちたち(絶対人間のうんちもたくさんあるやろこれ、ってか目の前でさっきしてたぞ道で!!)

旅慣れているフリをして「さも道、完璧にわかってます☆」風を装いながらスタスタと歩く(しかし行き先は自分でも不明)

リキシャーに乗っている子どもがふとこちらを振り返った

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言葉はなかった
けれど

「インドにようこそ!この国を思いっきり味わってってね」

そう歓迎された気がした。


あれやこれや、本当にいろんなことがあったが、今回は割愛する。
そうしてインドに到着して10日ほどたった日
わたしはパキスタンとの国境付近の小さな砂漠の街へと繋がる列車に乗った。
らくだに乗って砂漠をまわるツアーに参加したかったからだ。


その街で
運命のような出逢いがあるとは
その時は、思いはしなかった。



...つづく。

chiakiphoto.hatenablog.com

 

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■ChiakiのBaby Photo ブログはこちら💁‍♀️

chiakiphoto.hatenablog.com

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■メイクアップ担当HirokoのBaby Photo ブログ一覧はこちら💁‍♀️

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みんなのヨメハンエピソードを日々発信



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chapawonica.hatenablog.com


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5/4〜 関東近辺(他県も◎)

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2019年は徹と一緒に移動することも増えそうなので
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