千明と徹の珍獣日記 〜佐渡ヶ島に上陸したっちゃ〜
みなさま、こんにちは!
私は約1年ぶりに新潟県佐渡ヶ島に来ております。
超久しぶりの珍獣日記シリーズです🌼
ご存知の方は多いと思うが
私と徹くんは性質が非常に違うため一緒にいるとすぐにバトルが勃発する。
そのため、編み出した秘技
『 一 緒 に い な い 』
今回徹くんと会うのは約4ヶ月ぶり
なんの予定もなく会うのは実に 1 年 ぶ り という記録でした。
・・・そういえば、2018年徹くんと出逢った記憶があんまりないなぁ、なんて思ってスケジュールを見返したところ、一緒にいた回数は3回・8日間(うち6日間はお仕事の関係でたまたま会っただけ。あとの2日は喧嘩をして千明号泣。つまり平和でのんびりな1日は今年1回もなかった)
もう少し詳しくいうと、自分たち自身のお家と言える場所で、2人きりで会ったのはなんと
3 年 ぶ り
つまり、私が社会人で奈良県に住んでいた時以来であった。
お互いに家がない生活をしながらバラバラに動いていると『2人きりで落ち着いて会える場所はない』というビックリな世界観になる。
どちらか1人は家を持つことを心からオススメしたい。
***
そんな私が、久しぶりに佐渡ヶ島で8日間徹くんと2人きりになる。
大丈夫なのか?こんなに長く一緒にいるの初めてだぞ・・
大泣きしながら「もう私、帰る!!」と本土への船へ飛び乗る可能性が十二分にあるぞ。
まぁ、なるようになる。心のままにお互い 『ひとり』 『ひとり』 生きていこうじゃないか。そんな気持ちで乗り込んだ佐渡ヶ島。
なんと・・・ な か よ し です。
喧嘩して半泣きになった回数は3日でたったの1回!
久しぶりに会った徹くんは、大きく進化していた。
一番の衝撃は『はんぶんこ』という技術を身につけていたこと。
食いしん坊の私はご飯屋さんに行くと「あれも食べたいこれも食べたい♡♡」病に陥る。女子同士で行くと必殺★はんぶんこができるのだが、嘉向氏は厳しい。
ご飯屋さんで注文前に「何にした?」と聞いてしまった日には
「なんでそれを千明に言わなきゃいけないわけ?それを言うことで、何が変わるの?俺の選択次第で千明は自分の選択を曲げるの?食べたいものすら自分の力で決められないって、どういうこと?そんな人生虚しくない?」
と野生動物のような鋭い目つきで言葉を投げかけてくるのだ。
私の発言の全てを
ひとつとて流さず
豪速球を容赦なく叩き込んでくる
それが徹スタイル。
些細なことでも人生を問われ続け
涙を流した回数は人知れず
でも千明は負けない
負けないの
ボコボコになっても立ち上がり続けるの
そして徹に向かって真っ直ぐにタックルをかますんだ
そんな『心の 超★運動部 世界大会へのトレーニング』を気づけばもう4年ほども繰り広げた
***
その・・・その徹くんが、ご飯屋さんに行った時に
「うわー、これも美味しそう。でもこっちも美味しそう。半分こする?」
とサラッと言ってきたのだ!!!私は耳を疑った。
「いっっっ、いいの?!うそ?!本当に?!私が食べたいものと、徹くんが食べたいもの半分ずつできるの?!」
「いいよ、でも俺はグラタンとピザがいいな」
「(・・・!ピザは私も賛成だ、でも本当はグラタンじゃなくてパスタがいいっ・・・!!しかし、ここでパスタと言ってしまったら初めての半分この夢が散る可能性がある・・!千明っ、ここは我慢して安全策を取るのよ!)うん、いいよ!そうしよう!」
・・・・ということで
はんぶんこの夢
叶いました・・・・😭✨✨
(くれるの??ねぇ、本当にくれるの??)
***
こんな日がくるなんて
夢にも思ってなかったね
居酒屋に行っても
チョイスは店員さんが来るまでシークレット
徹「焼き餃子で」
千明「水餃子で」
なんて
似たものを頼んでしまったり
別々の品をお互い食べ
美味しさの共有をできない
そんな日々に
もうサヨナラできるね
***
(お寿司も半分こできたよ!!スゴすぎる!)
「いやー、最近半分この良さに気づいたんだよね。色々食べれるの、嬉しいね」
って徹は言った
あなたのおかげで
私の人生の幸せ度は急上昇したよ
ほんとうにありがとう
かみさま、ありがとう
・・・でも、今、徹くんに合わせてグラタンを食べたこと、少し後悔しています。
次は絶対パスタ食べてやるんだからな!!!
ちあを。