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Chiaki Photo BLOG

全世界出張型フォトグラファーのChiakiのブログです!日々感じること・写真について書いていきたいと思います♡

目に見えない世界のおはなし8 〜ちゃぱうぉにかの仮説〜


前回までのお話はこちら↓

chiakiphoto.hatenablog.com


 
 


  


 
前回の考察をまとめた
私の仮説。
それは
 
 
『ちゃぱうぉにかの
 裏の役割・力は
 人が抱える
 生き霊になりそうなくらいの
 重い想いを
 浄化するということ』
 
 
!!!
私は霊的な事は
めちゃくちゃ苦手だし
まゆさんも
幽霊には毅然とした態度で
相手にしないタイプだ。
 
 
金縛りで警告してもらった通り
きっと、そこに
私たちの役割はない。
 
もし今後
霊的な雰囲気の
ヤバいものを察知したとしても
できる限り
タッチしないようにする。
 
私たちの範囲外なので
何か感じた場合は
 
「お祓いとか
 詳しい人に
 見てもらうといいかも」
 
と伝えるだけにしておく。
 
 
 
 
どうしようもなく
重い想いを持っている人
困り果ててグルグルして
もはやその念が
生き霊になっちゃいそうな人には
私たちのパワーが有効だ。
 
 
ちゃぱうぉにかは
自分たちが
ピーーーン!ときて
やってみたい💓と思った
遊びやアート活動をしていく。
 
人のためではなく
自分たち自身が
ワクワクして
楽しくて
興味があることに
命を燃やす。
 
それによって
いろんな化学反応が起こり
嵐の末に
虹がかかるような体験を
巻き起こしていく。
 
 
その過程で
関わってくれた人
一緒に遊んでくれた人
見ていた人
 
そういう人たちの
どうしようもなかった想いが
いつの間にか成仏しちゃうのでは
なかろうか???
 
そしてその人たちが
パワーアップして
世界に何かが
起こってしまうのでは?!
 
 
 
という仮説だ。

 
 
 
・・・うん
結構当たってる気がする。
 
 
あとは深く考えるよりも
自分の命を燃やして
ただ遊んでいこう!
 
この先に起こる出来事が
また私たちに
何かを教えてくれるはずだ💫
 
 
 
よし。
ちょっと怖くて
ドキドキするけど
楽しみになってきたーー!
 
全く知らない
未知の世界だけど
スーパーまゆさんがいてくれたら
どんな目にあっても
きっと大丈夫。
 
 
うちらの直感に従って
面白い体験
しにいくぞ〜〜〜💓😻
 
 
わーい!🚙✨✨
 
 

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…以上が
CHAPAWONICA始動の旅
2016年4月中旬
千明26歳の春
 
 
い っ し ゅ う か ん
 
 
一週間の出来事である。
 
 
想像できるだろうか?
これらの出来事が
この短い期間に
降りそそぐという経験を…。笑
 
 
私ですら改めて書いて
 
「ちょっ、あんた大丈夫?」
 
となった。。。
これくらいの濃さで
日々を生き抜いてきた。
 
 
 
 
そして今は
2019年11月
約3年半の月日が流れている。
その間にあった
 
 

歓喜
感動
憤り
怒り
言葉にできない感情
衝撃
躍動
大爆笑
コメディ?!
 
 
それは
 それは
  それは
とんでもない
スペシャルな体験が
てんこ盛り。 
である。
 
 
ちゃぱうぉにかの体験
私一人での体験
みんなと見た奇跡
 
 
きっと誰も
想像ができないような体験を
たくさん重ねてきた。
 
 
そのジャンルは
目に見えない世界もあるし
厳しい現実の世界もあるし
 
アート・人間関係・家族・仕事・お金・恋愛・暮らし・生死・妊娠出産・政治・犯罪・原発・世界の問題
 
 
ほんっとーーーに
多岐にわたる。
 
 
たくさんの人と出逢い
たくさんの人と話し
たくさんの体感と学びを得た。
 
 
 
そのひとつひとつが
あまりにも色鮮やかで!
 
これからの時代を生きる
わたしたちにとって
大きなヒントとなると思う!!
 
もしかして
世界の秘密を知っちゃった?!
的なことも
山盛りある。
 
 
 
この宝物たちを
シェアする準備が
ようやく整ったようです💎✨
 
 
私がひとりじめしてたら
世界の損失になる!!と思うくらい
素晴らしい発見たち。
 
 
それは確実に
みなさまと
接する中で
得たものだ。
 
 
ほんとうに
ありがとうございます💓
 
 
これから私は
みんなにコレを
お返ししていくね💎✨
 
 
 
 
ここまで
ほんっと長かった〜😂
苦しすぎた〜〜😂
 
超勇気が必要すぎて
死ぬほど葛藤してきたよね。笑
 
 
 
ちゃぱうぉにかの
この仮説は果たして
当たっていたのか!?
 
目に見えない世界のおはなしシリーズも
千明と徹の珍獣シリーズも
まゆさんの衝撃話も
お金観察記も
奇跡話も
山ッッ盛りあるんだけど
 
 
 
次のブログでは
私の葛藤。について
お話ししたいと思います✏️
 
 
どんな心の流れで
ようやく自分の世界を
放出できたのか?💐
 
 
 
怖すぎて
 怖すぎて
  怖すぎて
ほんと3年半
ずっと葛藤してきたわ😂

 
 
 
 
 
もしかしたら
今回の一連のブログで
 
 
「薄々気づいてたけど
 千明ちゃんって
 マジやばいな…
 もう縁切ろう…」
 
 
なんて思った方も
いるかもしれません。
 
 
 
そんなあなたも含めた
だいすきなみんなに
ラブレターを
書かせてください!
 
 
最後になっても良いので
読んでもらえたら
うれしいです💌✨✨
 
 
 
それでは
See you soon 


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(バリ島で沐浴したの図。久しぶりの水。水ってすごい。。)

目に見えない世界のおはなし7 〜未知への考察〜

前回までのお話はこちら↓

chiakiphoto.hatenablog.com

 

 

 


  


 
よし…
今回の旅を
しっかり
冷静に振り返ってみよう。
 
 
ええと…
まず最初に起こった
不思議なことは
 
 
『虹をたくさん見たこと』
 
 
だったな…
これはイメージの世界の話ではなく
リアルだ。
誰にでも見えるもの。
 
 
あの時死ぬほど喧嘩をして
辛すぎて大泣きしていた。
 
なのにあんなに虹が見えた。

 

幸先がいいことばかりで
虹が見えてたら
 
 
‘ただのキラキラ💖ハッピー物語🌈✨’
 
 
感がある。
でも、そうではないことを
教えてくれた気がする。
 
 
…よくよく考えたら
虹って
大雨だとか嵐とかスコールとか
そんなものの後にしか見えないもんね。
 
悲しみや一波乱あるからこそ
虹が出るんだなぁ。
 
 
これは自然界が
教えてくれている摂理だし
私たちにも
高確率で当てはまりそうだな。
 
 

まゆさんも私も感じたように
ちゃぱうぉにかの結成を
祝福されていたには間違いない。。。
虹ってやっぱハッピーだもん。
 
 
あと多分大事なのは
どんな時も‘虹をかける車’ということを
忘れないことだな。
 

角度の関係で
自分たちには
虹は見えない
ということを
あの農作業してたおばあちゃんが
教えてくれたから…
 

これから先の旅
どんなに ガーン!てことがあっても
私たちは虹をかけているから大丈夫
最高だよ
ということを忘れないようにね、って
意味な気がするな。
 
 
 
 
で、次は…

『植物の声が聞こえた』
 
 
これは
まゆさんと私しか居合わせなかった。
「飾ってもいい?」
と話しかけた後に
 
 
ポコポコッ
 
 
と音がしたのは
本当だ。
あれはリアルに耳に聴こえた。
可愛い音が突然になったんだよな。
 
 
で、それが
 
「いいよ」
 
 
という言葉に翻訳された、というのは
私とまゆさんの世界での話だ。
 
 
これは確かめようのない世界観だけど
私とまゆさんが
同時にハモったくらいに
同じものが聞こえたのだから
 
ありえる
 
という感じだな。。。
 
 
私とまゆさんが
昔からの大仲良しで
同じものを共有しまくってたら
そういう妄想がシンクロすることも
あるかもしれないけど…
 
うちらは一緒にいるようになって
まだ1ヶ月くらいだしなぁ。
 
 
「こういう世界もあるんですよ〜」
「私たちも話せるよ♡」
 

って植物と何かが
教えてくれた感じかなぁ。
 

何にせよ
この出来事は
嫌な感じはしなかった。
むしろ可愛くて
楽しい感じがして
ワクワクもした…
 
から、これはいい感じの出来事だな。
 
 
 
んで、次は…
 
『真夜中のレスキュー隊事件』
 
急にあの子が吐いてしまった
あの出来事。
 
あっれはヤバかったな…
生命の危機!って思ったし
それまでの雰囲気とは一変
いきなりシリアス系に
なっちゃったもんな。 
 
鬼や般若…
う〜〜ん
私もまゆさんも鬼や般若について
何も詳しくない。
 
日本古来のもので
小さい頃からお面とか物語では
出逢っている存在ではあるけど…


鬼は実在するのか??

ハッキリと目に見える存在では
ないとは思うから
実在するとしたら
透明な存在なのか…?
それか念?


あの子が鬼の顔に見えたのは
何か恐ろしい
目に見えないものの象徴として
そう感じただけで
実際には別の何かだったりもするのか…?
 


ううん…これは
少なくとも今の私には
わからない世界だ。

 

鬼のように感じたものは
あの子の中にある何か?
そうでない何か外のもの?
もしくはその両方だったのか?
 

 

あの子は
現実世界での出来事で
めちゃくちゃ大変なことが起こって
苦しんでいる最中だったから
精神面も関係してるのは
恐らく確実だろうな。
 
それに呼応して
目に見えない何かが
あの子の中に入り込んでいた…?
 
 
 
急に吐いたのは
もしかしたら
私たちの高まった波動?的なものに
中にいた何かが炙り出されて
出てきてしまったのかもしれない。
 
直前に虹を見たり植物の声を聞いたり
謎のパワーが強まってただろうからな、我々。。。
 
 

てか、そもそも波動って何なんだろう…
普通に自分から
出てきたワードだけど
全然知らんわ。。。

 


私がこの出来事から感じた事は
‘怖さと未知数さ’ だ。
どちらかというと
嫌な体験だった…。

ただ、吐けた事は
あの子にとっては
めちゃくちゃいい事だった気がする。

何か溜まったら
出すしか手段は
ないのかもしれないな…。

 

 


そして次は…

『黒猫からのサイン』

こういうデジャヴは
小さい頃から
たまにあったから
まぁ、ありえるだろう…
野生の第六感というか。。

あのタイミングで起こったのは
‘直感冴えてますよ’ のサインか?

後は 猫の命は救われたから
私たちはやっぱり
人や生き物を ‘生かす’ 方向性の
活動をしていくということだ。

あれで轢き殺しちゃってたら
マジ がーーーーん だったもんな…。

 

で…最後は

『まゆさんちでの金縛り』


現実では
私とあの子は
幽霊の話は一切しなかった。
変に怖がらせても
この後1人で休む時に
影響が出ると思ったからだ。


でも、夢の世界では

「霊的なものもあるのかも」

と話してた…。
あれは私とその子が
実は心の中で思ってたことが
出てきたのか…?


で、左奥からゴゴゴッとやってきた
あの男の人っぽいやつ…。


夢の中で左奥に
不思議な流れに乗って
色んなものが動いてた感じがした。

んで
その中から突然に
一つの塊が
磁石で引き寄せられるように
ゴゴゴッ!っと
やってきたんだよな…


松春さんの話と照らし合わせると
あの不思議な流れは
やはり霊の通り道。。
たまたま通ってたものが
私たちの言葉や
雰囲気に引き寄せられて
迫ってきた。
と考えると合点がいくな…。


でも、あの血走った重い雰囲気。。。
ただ
私のところに

遊びに来ました〜💓

なんて感じではなく
怒ってる感じがあった。

 


わたしがあの時
あの男の人から
感じた感情は何だっけ…
怖すぎてぶっ飛んじゃったけど
たしかにあの時
なにか感じたはず…

これは大事そうなやつだぁあぁ😭
思い出せ、千明。。。

 

 


…そうだ!!!

 


『手を出すな』

 


だ!!!!!

 

幽霊だって
色んな事情があって
それぞれの
生き方?死に方?存在し方?
してるんだから

そこに興味本位に
首を突っ込むな!!感を
感じたんだ、わたし!

 

 


つまり…
こういうことか?!

 

感情や記憶
体験をたどっていき
出た仮説はこうだった。

 


…長くなったので
次回につづく。

 

 


  

 

仮説からドドンと
書こうかと思ったけど
気づけば考察になったわ😳


わたしの頭の中で
行われるやりとりや考え方も
だれかにとって
大きなヒントになる気がしたので
そのまま
書いてみました💐


こんな丁寧に
頭の中を書き出したことなかったかも。
いま改めて思ったけど
わたし マジで
超色々考えてるな!!😂


人より頭も心も
相当使ってるだろうから
敏感になるのは
ごく当たり前。て感じや。。。


労ろう。。

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目に見えない世界のおはなし6 〜警告〜


※今回のお話は
 結構怖いかもしれません。
 私にとっては
 大事なキーポイントの
 ひとつだと感じたため
 そのまま
 書かせてもらいました。
 
 敏感な方・苦手な方は
 読むのを控えた方が
 いいかもしれません。
 あと 夜はやめた方がいいかもね!
  

 前回までのお話はこちら↓

chiakiphoto.hatenablog.com



 


  
 
ちゃぱうぉにか始動の
短く長すぎる旅を終え
新潟市にある
まゆさんの実家に
たどり着いた時
 
夜は更けすぎていて
もはや朝が近い時刻になっていた。
 
 
まゆさんちは
家族経営でコメ農家を
やっている。

家の作りは 
昔ながらの
日本の農家、という感じで
とても広くて大きい。
 
トイレは男性用・女性用と
2つ隣同士に並んでいるほどだ。
 
きっと昔はたくさんの人が
このお家を訪れて
農作業をしていたんだろうなぁ
という事が伺える。
 
外からの光は
そんなに入りにくくて
土の力が強い感じというか
重厚感のあるお家だ。
 
 
「ただいまぁ…」


ヘトヘトになりながら
2階のまゆさんの部屋にあがる。
 
そこには 
あたたかいお布団が
2つ準備されていた。
ゆ、ゆ、由美子さん…!!😭
愛しすぎてる…!!
(まゆさんママの名前です)
 
「あぁ。。。
 実家ってやっぱりいいなぁ」
 
と偉大なる母の優しさを
噛み締めた。
 
 
そうして
私たちは
泥のように眠った。
 
 


  
 
 
目を覚ましたのは
昼過ぎだったと思う。
 
あんなに疲れていたのに
変な身体の状態に
なってしまっていたのか
思ったよりは
長く寝れなかったようだ。。
 
 
 

1階にある居間に降りると
私たち以外は誰もいなかった。
皆 田んぼに出ているようだ。
 

机にはなんと
お昼ご飯が
ラップをしておいてあった。
や、や、やさしすぎる。。。😭
由美子さんはいつもそうなのだ。

 
気づけば
朝・昼・晩ごはんを
準備してくれて
台所や居間においてくれている。
しかも、主菜 副菜 汁物
そして美味しすぎる自家製のコシヒカリ
バランスよく!
 
 

まゆさんいわく
 
「農家ってほんと
 いろんな人が家に来すぎるから
 こういうの習慣になってるんだよね。
 別に気を遣ってるわけじゃなくて
 何も言わなくても
 勝手にやってくれちゃうんだよ。
 まゆは4人兄弟の
 一番上なんだけど
 小さい頃はほんっっっと
 親戚の子どもも大量に来て
 うちで遊んでたから
 マジで動物園状態だった!
 ママ、絶対大変だったと思う」
 
とのこと。
 
 
う〜〜ん…
福岡の住宅地育ちの私からすると
想像ができない。。
 
 

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生まれも
育ちも
年齢も
性格も、
全く違うわたしたち。
 
 

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(泊めてくれた人のお家でちゃんちゃんこを借りてゴキゲンの図)

 
2ヶ月ほど前の2016年2月
ひょんなきっかけで
イベントを一緒に主催することが決まり
そこから急接近。
 
直接会って
一緒にいるようになってからは
まだ、1ヶ月ほど。
 
 
実際に知り合ったのは
2015年の8月頃
私が会社を辞めた頃なんだけど
その時は
一瞬顔を合わせたくらいで
全然話さなかった。
 
 
 
まだまだ知らない
お互いのことが
たくさんある。
 
 
でも、信じられないくらい濃い
謎の時間を
一緒に過ごしてるな。。。

普通の人でいう
一生分くらい
一緒にいる気がする、すでに。笑
 
 
 


  
 
 
お昼ご飯を食べ終え
満腹になった時
また眠気が襲ってきた。
身体が変にダルい。
 
 
「まゆさん。。。
 私お昼寝するね」
 
「ちーちゃんホント
 この旅の最中
 あんま寝てないもんね。
 ゆっくりしてくれ〜」
 
 
居間の隣にある
暗めの部屋に移動して
ゴロンと寝っ転がる。
 
 
その間も
頭にはいろんなことが巡る。
 
 
…いやいやいや
もう考えてもわからない。
とにかく今は休むことが
先決だ。。。
静かに目を閉じよう。
 
 
気づけば
眠りに落ちていた。
 
 
 


  


 
 
ふ、と気づくと
そこはあの子の家だった。
昨日看病をした、あの子だ。
 
 
私とその子は2人
横並びで
体操座りをしている。
 
 
「いや、本当にいろいろと大変だったね
 今回は…」
 
「迷惑かけちゃってごめんね
 本当にありがとう」
 
「ううん、全然大丈夫だよ
 具合良くなって
 ほんとうによかったよ」
 
 
…どうやら昨日
その子と2人で
いろんなことを話したシーンに
フラッシュバック、しているようだった。
 
 
「でもさぁ…
 やっぱりあんなに急に
 具合が悪くなんて
 少し変だよ。
 何か思い当たること
 あるんじゃない?」
 
「う〜ん…あるかもしれない」
 
「…ほんと?」
 
「もしかしたら…」
 
 
 
ドクン!!!!!
 
 
その子が
口を開きかけた瞬間
 
私の心臓が
突然 波打った。
 
身の毛がよだつ。
 
全身が
謎の警告音を発している。
 
 
まずい。
まずい。
まずい。
 
 
「もしかしたらなんだけど…」
 
 
 
だめだ、それ以上言っちゃダメだ
お願い、もう何も言わないでー
お願い………
 
 
 
 
 
 

 
 
「霊的なものも
 あるのかもー」
 
 
 
 
 
 
 
その子がそう言った瞬間
 
 
 
 
 

左奥の方にうごめいていた
黒い大きな塊が
ものすごいスピードで飛んできて
私にのしかかった。
 
 
 
 
「!!!!!!!」
 
 
 
 
それは男の人のようだった。
 
カタチとしては
はっきり認識できないけれど
ものすごい勢いがある。
私の顔の目前
ほぼ隙間がないくらいの近い距離で
ものすごい重圧をかけてのしかかり
血走った目で
私を見ている。
 
 
 
重い
暗い
怖い
近い
近すぎる
やめて
動けないよ
息ができないよ…!!!
 
 
 
 
ごめんなさい
 
ごめんなさいっっ
 
助けて…助けて…!!!!!
 
 
 
 
 
 
「ちーちゃん!起きて!」
 
 
 
 
 
はっ!!!!!
 
 
 
目が開くと同時に
身体が動くようになった。
そこにはまゆさんが立っていた。
 
 
「まままままままままままままm
 まゆさんんんんんんん〜〜〜!😭😭😭」
 
 
「えっ?どうしたの?」
 
 
「たすけてぇえええええええ
 金縛りにあってた
 いま、幽霊が…
 幽霊みたいなのがきて…
 死ぬかと思ったぁあああああ😭😭😭」
 
 
震える子鹿のようになった私は
全身の力が入らないまま
まゆさんにしがみついた。
 
 
「まじ?大丈夫だよ
 まゆがいるから」
 
 
力強い生命力のある声
少し怒ったような
低いその声の響きで
空間から
何かが跳ね返されていく。
 
 
ま、まゆさんの安心感と力
はんぱねぇ。。。😭
この人一体なんなんだ?
 
 
 
プルプル震えながら
居間に移動する。
 
 
 
「まゆさんんんんん😭
 もう嫌だぁああああ
 あのね、実は……」
 
 
半泣き呆然とした状態で
見た夢のことを話した。
 
 
「そっか。
 でもまゆがいるから大丈夫。
 生きている人間が
 一番強いから!」
 
 
まゆさま。
もはや
生きる除霊機と呼びたい。←
マジ助かった。。。(;_;)
 
 
と、そこに
まゆさんのお父さんである
松春さんが登場した。
 
 
「たっだいま〜
 あ〜、なんだ、おめ帰って来てたのか。
 お、千明ちゃんもきとったんか〜」
 
「あ、パパおかえり〜
 帰って来たよ〜!

 実はいまちーちゃんが
 怖い目にあったんだって

 お化けがきたって」
 
「ま、ま、まつはるさん。。。
 たったいま
 隣の部屋で寝てたら…」
 
 
事情を説明すると
一言。
 
 
おめ、その部屋で寝ちゃ
 だめらて〜!
 その部屋の更に奥の部屋に
 霊道?が通ってるらしいんだよ〜
 昔そういうの見える人に言われたんさ〜
 俺も小さい頃
 その奥の部屋で寝てたんだけど
 死んだじいちゃんとか遊びに来てたもんな〜」
 
 
 
!!!!!!!!
 
 
その奥の部屋、は まさに
私にのしかかってきた黒いものが
飛んで来た方角にあった。
 
 
 
ちょっっっ
早く言って〜〜〜!!!🤯😭🤯😭🤯😭
 
 
 
「だからいつも言ってたろ〜?
 下の部屋で寝るな
 上で寝れってさ〜」
 
 
 
た、たしかに
まゆさんちに遊びに来ると
松春さんはいつもそう言ってたわ。。。
そんな理由だったなんて…
 
 
 
てか、全然霊とかわかんなそうな
松春さん(野生のポケモンっぽい)ですら
何かがいるって感じてしまうほどって
相当なもんでしょ。。。
 
 
 
 
脱力。
 
 
 
しかし
この体験。
怖すぎたけど
何かのメッセージっぽい気がする…
 
 
すこし冷静に
考えてみよう…
 
 
 
こうして
私は怒涛の日々を振り返り
あるひとつの仮説にたどり着くのだった…
 
 
 
 
…つづく。

目に見えない世界のおはなし5 〜黒猫のサイン〜

目に見えない世界のおはなしシリーズ
前回までのお話はこちら↓

chiakiphoto.hatenablog.com


 
 


  


銭湯に向かう前
その子の様子をチラリと見る。
 
死んだように
すやすや眠っている。
 
 
「…うちらがいない間に
 具合悪くなって
 大変なことになったりは、
 もうしなそうだね」
 
「そうだね。
 塩もまいて
 空気も良くなったし。
 書き置き残して
 出かけよっか」
 
 

 
『どうかこのまま
 深く眠れますように
 変なものがきませんように』
 


密かに念じて
家を出た。
 
 


 
 
 
近所のローカルな銭湯について
2人でお湯に浸かる。
 
 
あぁぁああああ
気持ちいい。。。
ようやくホッと一息つける。
 
 
 
その途端
私の身体は
ビリビリと痺れ出した。
 
内側から外に向かって
ぞわわわっと
何かが抜けていく。
 
 
「…まゆさん
 ここ電気風呂じゃないよね?」
 
「え?普通のお風呂だよ」
 
「私なんか
 めっちゃ痺れてるんだけど。
 まゆさんは平気?」
 
「まじ?
 まゆは痺れてないよ!
 でも 重たかったものが
 スッキリしていく
 気持ち良さがめっちゃある!」
 
 
水の威力はんぱなし。
2人とも疲れすぎていて
言葉少なに
ただただ湯船に
身を任せた。
 
 


  
 
 
「いや〜〜めっちゃリフレッシュしたね!」
 
「ね!
 でも流石にまゆ
 眠たくなってきちゃった…」
 
「そりゃあそーだよね。
 連日のハードスケジュールに
 今日の睡眠2時間くらいだったもんね」
 
 
お腹に優しそうな食材を買って
家に戻ると
その子は既に
目を覚ましていた。
 
 
「わわわ、大丈夫だった?
 具合はどう?」
 
「本当にありがとう〜。。
 だいぶん良くなったよ」
 
顔色も血の気を取り戻している。
 
「びっくりしたよ!
 こんな風に具合悪くなることって
 今まであったの?」
 
「いや、ない…私もびっくり」
 
「そっかぁ。
 ねぇ、吐いてた時のこと
 覚えてる?」
 
「う〜ん…
 具合悪すぎて
 それどころじゃなかったかも」
 
 
少しお話しして
まゆさんは
眠たいから休むね、と
車に行った。
 
 
部屋には私とその子だけが残った。
 
 
「あのさ…
 今回のやつ
 原因不明でこんなにいきなり
 具合が悪くなるって
 ちょっと変だと思うんだ。
 最近ストレスとか
 悲しいこととか
 何かあったりした?
 もし私でよかったら
 話してくれたらうれしいな」
 
 
 
少しずつ
ポツリポツリと
その子はお話ししてくれた。
 
 
最近本当に
大変な出来事が
起きたということ。
自分でもどうしようもない
想いや葛藤を
抱えていたということ。
 
 
3時間くらいゆっくり
話したと思う。
 
 
私はその子の気持ちを思うと
胸がキュッとなって
ただ聞くことしかできなかった。
 
 
 
なかなか人に話せなかったであろう
出来事たち。
いまここで少し出せてよかったなぁ。
 
 
 
まゆさんが目を覚まして
部屋に戻ってきた。
 
 
 
私たちが感じたこと
 
般若みたいなお面と
その子の顔が
くるっとまわって
入れ替わって見えたこと
 
黒い大きな何かを吐いていたこと
 
それらが何なのかは
私たちにはわからないけれど
とにかくゆっくり休んで
自分を大切にして欲しいということ
 
 
そんなことを伝えた。
 
 
 
「もう体調大丈夫そうかな?」
 
「うん、大丈夫だと思う…」
 
「そうしたら、私たち行くね
 仕事は少しおやすみできたらいいね。
 もし何かあったら
 またいつでも電話してね」
 
 
この場所に
看病のために数日いても
逆効果になる気がした。
いまは
ゆっくり一人の時間をとることが
その子にとって大切だと感じたんだ。
 
 
 
こうして私たちは
その子の家を出たのだった。
 
 
 


  


 
 
時刻は夜中の12時すぎ。
私たちは海岸線沿いを
走っていた。
 
目的地は
新潟県新潟市にある
まゆさんの実家。
 
 
切り立った崖の下
押しては引く波は
空の色に近い黒色だった。
舞い上がる波しぶきの乳白色が
どんどん形を変えていく。
 
4月中旬だけれど
夜はまだ少し肌寒い。
 
 
 
「…ねぇ、まゆさん
 これ怖くて言えなかったんだけど…」
 
「ん?なぁに?」
 
「ちゃぱうぉにかってさ…
 なんていうか
 もしかして霊能系なの???
 
「わかんない…
 こんな感じとは思わなかったんだけど」
 
「こんな展開になるなんて
 予想外すぎて
 本当に意味わかんない。。。
 ていうか
 もし霊能系だとしたら
 めっちゃ嫌なんだけど…
 私お化けとか幽霊怖いし
 本当に苦手だから嫌!!」
 
「う〜ん…でもほんとにお化け系なのか?
 あの吐いた黒い塊…
 お化けではない気もするけど…。
 どっちかっていうと
 その子の中にたまってた
 色んな想いみたいな感じ…?」
 
「でも、それだけでもなさそうだったよねぇ
 なんか般若のお面とか
 鬼とかの感じもしたし…
 妖怪???」
 
「妖怪って何?
 てか般若と鬼もなんなのか
 実際何も知らないんだけど」
 
「私も何も知らないよ!
 もう理解の範疇超えすぎてる」
 
 
私とまゆさんの
「これだぁあ!」という
直感のもと
奇跡的な流れで世界に誕生した
アーティストチームCHAPAWONICA
 
 
「なんかうちらがつくる未来が
 世界を面白く
 揺らしちゃう気がする!♡」
 
 
とアート活動を
スタートさせたつもりだったのに
 
 

まさかの。。。。
まさかの。。。。。。
 
 
 
新連載☆霊能系漫画 ちゃぱうぉにか
始まるよっ☆★
 
 
 
みたいなノリなのか?!?!?!😂
それは絶対嫌だぁあああああああああ😭😭
怪しすぎるし
意味不明すぎるし
人にあんま話せないよ
こんな体験!!!
 
 
うちら
可愛く世界をつくっちゃう♡
ガールズ系アーティスト✨
的なノリだと思ってたよ?!?!
 
てかそうでありたいよ!!!
 
 
私たちがこれから見る未来
どうなっていっちゃうんだろう?
マジで何が起こるんだろう…?
 
 
この時の
言葉には到底できないであろう感覚と
波の音と色は
しっかりと身体に
刻み込まれている。
 
 


  
 
 
まゆさんのお家まで
あと1時間ほどになった時。
 
 
なぜか急に黒猫が脳裏をよぎった。
右の家の陰からピョン!と飛び出して
走っていくイメージ。
 
 
およよ…?
なんか気をつけたほうが
よさそうな予感がする…
 
 
スピードを落として
注意しながら運転する。
 
が、気配はない。
10分ほどして
気のせいだったかな…と思ったその時
まさに、右の家の陰から
黒猫が飛び出してきた。
 
イメージに浮かんだ
角度そのものだった。
 
やっぱり!と、ブレーキをかける。
猫は足早に駆け抜けていった。
 
 
…危ない。
普通に運転してたら
引いてそうなスピード感だった。
 
 
 
 
…心のどこかで
気のせいであってほしいと思っていた。
 
でもこれはもう
やっぱり気のせいじゃなさそうだ…。
 
 
 
ため息をつく。
もう頭はまわらない。
 
 
早くまゆさんちについて
とにかくゆっくり休みたい。
今は何も考えられない。。。
 
 
 
 
まゆさんちに行けば
もう大丈夫だろう
 
 
 
そう思っていた。
でも
まだ物語は終わっていなかった。
 
 
…まさか
まゆさんちでも
あんな目にあってしまうなんて…
 
 
 
 
あぁ
神様
 
わたしたちは
どうなってしまうのでしょうか?
 
 
 
 
…つづく。
 
 
 
 

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書いてる私が
改めて
マジでやべーーーな。と思った。
 
なんかもう
ここまで生き抜いて
大冒険してきた自分に
心からの拍手と労いを
おくりたい。
  
 
そしてこんだけのものを
ずっと抱え続けていた自分に
ビビる😂
 
 
そりゃあバランスも壊すよね。笑
アトピーくらい出るわ!!!!
 
 
 
もうとにかく
好きなだけゆっくり休んでくれ〜
わたし。。。

 

目に見えない世界のおはなし4 〜真夜中のレスキュー隊〜

次の目的地は
私よりすこし年下の
女の子のお家だった。
 
私たちが主催したイベントに
遊びに来てくれて知り合い
 
「東北に来るなら
 プロフィール写真撮ってほしいな!
 よかったらうちに泊まりにきて〜!」
 
と声をかけてくれたのだ。
 
私もまゆさんも
その子と会うのは
これが2度目。
 
1度目は人がたくさんいて
そんなには話せなかったので
その子がどんな人生を歩んでいるのかは
全然知らないままだった。
 
 


  
 
その子の家に着いたのは
夜の11時頃だった。
 
 
「いらっしゃい〜
 久しぶり、元気〜?!」
 
「元気〜!
 ほんと呼んでくれて&
 泊めてくれてありがとう!
 夜中になっちゃってごめんね」
 
「全然大丈夫!
 私はもう
 夜ご飯食べちゃったんだけど
 2人は食べた?」
 
「あ、うん!
 うちらも食べてきたから
 お構いなく」
 
 
たわいのない会話から始まり
明日の撮影は
どこでどんな感じで撮ろうか〜
なんてことを、ゆるゆると話す。
 
 
「実は今回がちゃぱうぉにか始動の
 初旅なんだけど
 既にめっちゃくちゃ
 色んなことがあったんだよ!😳
 私もまゆさんもビックリでさ…
 なんかすごい世界に
 足を踏み入れちゃったかもしれない」
 
「そうなんだね〜
 いろいろ聞きたいなぁ!」
 
「私もいろいろ話したい♡
 し、話も聞きたいよ〜!
 でも 今日はもう遅いし
 明日撮影だから
 お肌のためにもゆっくり寝よう!笑
 また明日たくさん話そう〜✨」
 
 
少ししかお話ししていないのに
気づけば時刻は12時過ぎ。
私とまゆさんは疲れすぎて
お風呂に入る元気がなく
明日の朝お風呂借りよう!と
そのまま寝ることに。
 
たしか
ワンルームの部屋に
3人で雑魚寝をしたと思う。
 
 
 
速攻で眠りに落ち
しばらく経った頃
突然の呻き声で
私は目を覚ました。
 
 
 
蚊の泣くような声で
その子が呻き声をあげていたのだ。
 
 
「どしたの…?」
 
「ん〜〜…ん〜〜…」
 
 
大量の脂汗をかいていて
真っ白な顔をしている。
 
 
「大丈夫??
 どこが苦しいの?」
 
 
「うぅっ……」
 
 
これは何も話せなさそうだ…
なんとなく吐きそうな気配を察知し
ゴミ箱をそばに寄せる。
 
 
「まゆさん、起きて…!
 すっごい具合が悪そうなの」
 
 
「ん〜…まじ?
 大丈夫?」
 
寝ぼけ眼のまゆさんが
目を覚ました。
 
 
うなり声は大きくなる一方。
 
 
これは普通の状態じゃないね
何か大変なことが起こってそうだ。。
病院にすぐに連れて行った方が良さそう
それか、救急車を呼ぶレベルかもしれない…
 
 
その子の背中をさすりながら
どうするかを話し合っていた時
 
 
 
その子の顔つきが
ぐわぁあああっと変わった。
 
ものすごい禍々しい覇気みたいなものが
ぶわっと渦巻いたのだ
 
 
「#&5%.*:・!!!!」
 
 
言葉にならない叫び声をあげて
その子は
ゴミ箱に一気に嘔吐した。
 
 
 
その瞬間
嘔吐物ではない
なにか黒いものが
ぶわぁああああっと
身体からゴミ箱に出て行くのを感じた。
 
 
「・・・!!!!」
 
 
唖然とする私とまゆさん。
その直後
その子は普段の顔つきに戻っていた。
 
 
「だ、だ、大丈夫?!」
 
 
「う〜ん…
 無理ぃ…
 お腹痛いよぅ…」
 
 
ようやく話せるようになった!
慌てて水を持ってくる。
 
 
「お腹が痛いんだね…
 昨日の夜なんか変なもの食べた?」
 
「なにも…
 もう無理っっ」
 
「救急車呼ぼうか?」
 
「やめて…」
 
「でも、本当に辛そうだし
 普通じゃないよ!
 夜中の緊急外来探してみるよ」
 
 
時刻は夜中の3時。
全く知らない土地で
受け入れてくれる病院を探し
電話を何件かかけるまゆさん。
 
 
その間 背中をさすっていると
その子が叫んだ。
 
 
「触るな!!」
 
 
…!!
突然のドス黒く野太い声に
思わず身体がビクッと硬直する。
普段はとても可愛いその子が
また、見たことのない
鬼のような形相に変わっていたのだ。
 
 
そして、彼女はまた吐いた。
 
 
今度はさっきのような
大きな黒い塊では無く
黒灰色のモヤモヤした何かと
普通の嘔吐物を
吐いた印象だった。
 
 
「助けて…
 背中さすって…」
 
 
…!
また普段通りのその子の顔だ。。
 
 
それを数回繰り返している間に
まゆさんは夜間緊急病院を
見つけてくれた。
 
 
「ここから15分くらい
 かかるところなんだけど
 大丈夫?
 うちらの車に乗れる?」
 
 
「無理…乗ったら死ぬ…」
 
 
か細い声でそう言う。
 
 
「あっ…!
 そういえばうちらの車
 後ろがベッドになってるの。
 布団をその上にしいて
 寝る形だったらいける?」
 
「…それだったら大丈夫かも…
 うぅっ…」
 
 
人は具合が悪いと
ほんとうにこんなにも
脂汗というものをかくんだな。。。
彼女はもう
限界に近い状態だった。
 
 
私とまゆさんは
彼女を抱きかかえて移動し
車の後ろに寝かせた。
 
 
直前に徹くんが作ってくれた
車のベッドが
まさかこんな形で役立つなんて……!
 
もはや
ちゃぱうぉにかレスキュー隊
救急車じゃん😳!
 
 
これが
その子ひとりの時じゃなくてよかった。。
 
もしひとりだったら
心細すぎてやばかっただろうな…
 
 


 

 

ついた病院先で
彼女は車椅子で運ばれいき
緊急検査を受けた。
 
 
 
結果は
特に異常なし。
いわゆる原因不明だった。
休めば良くなるでしょう、と
点滴を打ってもらった気がする。
 
 
少しベッドで休んで
顔色はだいぶんよくなっていたけれど
まだ苦しそうな様子だった。
 
 
再びその子を車のベッドに乗せて
帰路につく。
 
疲れ切ってしまったようで
家に着いた途端
その子は眠りに落ちた。
 
 
 
ぱっちりと目の覚めてしまった
私とまゆさん。
 
 
2人で顔を見合わせる。
 
 
「ねぇ、さっき吐いてた時さ…
 般若みたいなの見えたんだよね、まゆ」
 
「えっ?!般若?!」
 
「うん。
 なんかその子の顔が
 クルッてお面みたいにまわって
 般若みたいなのが出てきて
 うわぁああって
 暴れてた感じというか…
 吐いたらまたクルッと変わって
 その子に戻るというか」
 
「それ、わかる。
 私は鬼みたいに感じた…
 なんかよくわからないけど
 その子とは別のなにか…というか
 もしくはその子の中にある
 何かなのか…?」
  
「うんうん…
 てかさ
 最初にゴミ箱に吐いたやつ…
 アレ、やばいやつだよね?」
 
「わかる!!
 なんかものっすごいどす黒くて
 禍々しい何かが出てきてたよね?」
 
「うん。
 吐いた食べ物が、とかじゃなく
 なんかよくわかんないものが出てきてた」
 
「この部屋に置いておくと
 やばそうじゃない?」
 
「ほんとそうだね
 なんかよくわかんないけど
 ひとまず外に出しておこうか…」
 
 
ゴミ箱をそっと持って
家の外に置く。
やっぱり普通ではない何かだ。
ものすごく強力なその重みに
何かをくらってしまう私。
 
 
「これ、外に置いておくだけでも
 危ない感じする。。
 部屋の空気もまだヤバい感じするし…
 どうすればいいんだろ?」
 
「う〜ん…
 よくわかんないけど
 塩とかまいてみる?
 神社とか?なんかやってるよね?」
 
 
!!!それだ!
 
 
部屋にあった塩を探し出し
とりあえず部屋や
表に出したゴミ箱にまいてみる。
 
 
「おぉおお…
 なんか空気よくなってない?」
 
「ほんとだね!
 息しやすくなったかも…」
 
「てか、塩とかまいたの
 人生で初めてなんだけど」
 
「まゆも初めてだよ!
 なんで塩まくと良くなるんだろ?」
 
「全然わかんない…」
 
 
何もわからないのに
塩をまいちゃってる自分たちに
もはや ちょっと笑えてくる。
 
 
 
「なんかめっちゃくちゃ
 疲れちゃったね」
 
「そうだね…
 昨日入れてないし
 お風呂でリセットしたいな」
 
「それナイスアイディア!
 ここのお家のお風呂は
 今はやめた方が良さそうだから
 近くの銭湯にでも行こっか」
 
 
時刻は朝の8時だった。
 
 
 
原因不明で
あんなに急に具合が悪くなるなんて
ふつうでは、ない。
 
絶対になにかが
ありそうだ…。
 
 
ていうか
一体わたしたちに
何が起こっているんだ…?
 
 
よくわかんないけど
よくわからないことが起こってる。
 
 
よくわかんないけど
そうとしか言いようがない
なにかが起こってるんだ。。。
 
 
 
これってどういうこと…?
 
 
 
連日の理解の範疇を超えた体験に
満身創痍になりながら
わたしたちは銭湯に向かうのだった。
 
 
 
…つづく。



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