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全世界出張型フォトグラファーのChiakiのブログです!日々感じること・写真について書いていきたいと思います♡

みずすず日記1〜みーちゃんのガッツと名言〜

みずすず日記・序章はこちら
http://chiakiphoto.hatenablog.com/entry/2016/09/24/162224

初めてみーちゃん(小6)すずちゃん(小4)に会った印象は

「二人とも、キャラクターが立っている!そして頭が良すぎてセンスのある最先端の子たちだ・・・」

でした。
みーちゃんは、クールビューティー。初めての人に会うと、「どーも」「こんちは」的な言葉を発してサラッとしているテンションが面白い。笑 でも、実はにゃんにゃん甘えてきてくれる可愛すぎる女の子!頭が良くて冷静で、笑うととっってもキュート♡
すずちゃんは最初はとっても恥ずかしがり屋で人見知り。でも、打ち解けるとすずちゃんワールド全開!いつも感情全力でチャーミングで、元気いっぱい甘えてきてくれる!!声が本当に鈴の音みたいで、いるだけで場を明るくしてくれる可愛すぎる女の子♡

二人に会った初日は公園に遊びに行って、何故か本気でお相撲をとった。
みーちゃんは本当にガッツと気迫があって、何度お相撲をしても決着がつかない・・!
うまく足の隙間に入り込んできて、持ち上げようにも無理。
結局休み休み本気で15回戦くらいしたんだけど、ひたすら右足の同じポイントを攻撃され続けて疲労蓄積、負けたのは私だった。(!)
本気で喜ぶみーちゃん。
小学校6年生の女の子に負ける日がくるとは思っておらず、まじでビックリ。。
しっかり作戦を練って一箇所を諦めずに攻めてくる姿勢、諦めずやり抜く姿勢、気迫に私はもう完敗だった。
「この子はまじでやばい・・!すごすぎる・・とんでもない子だ。まじでかっこいい・・」
と早速感じまくった出来事でした。。

そして、二人はどうやらゲーセンが大好きらしい。

みー「よっしゃ、今日のゲーセン、うちは本気でいく!三万円貯金があるんだけど、ATMでおろしてくるからちーちゃん、ちょっと待ってて!」
私「え!!!カード持ってるの?!すごすぎ・・」
みーちゃん「うん、管理任されてるからさ!よし、5000円おろした。まじ今日はやるぞーー」
すず「私も、今日はやるぞーー!」

結果、一時間でおそらく二人合わせて躊躇なく華麗に8000円近く使う(!)
すずちゃんに至っては、私に「お金あとで返すから、ちょっぴり貸して♡」×2回で1100円も追加。(返さなくていいよ、その代わりすずちゃんだけじゃなくてみーちゃんにもお金あげるわ、と渡す。会ったばかりの可愛い子にそんなん言われたら断れない私)

みー「あーー、今日はやったなー、今までで最高額だったよ!」」
すず「今日ゲーセンでこんなにお金使ったこと、ママには内緒ね!いつもはこんなにできないからさー」
私「おおお・・・わかった。にしても、いや、ほんっと使ったね!すごすぎたよ!お財布のお金ほぼなくなったんじゃない?さっき、駄菓子屋でもびっくりするほど爆買いしてたじゃん!二人合わせて1000円くらい・・?」
みー「うん、ほぼからっぽだよ!でもいいの。うち、明日地球が滅びるとしたらさ、お札とか紙飛行機にして投げたり、ぐっちゃぐちゃにしたり切り抜いたりして遊びたいと思ってるから
私「・・・・・(絶句)みーちゃん、まじやばすぎ。すごすぎ。小6でその発想、天才すぎだわ。先生って呼んでもいいですか・・。まじ子供は先生だわ・・」
すず「うん、そうだね!子供にとっては大人が先生。大人にとっては子供が先生だからさ。これから二週間、よろしくね!ちーちゃん先生!

・・・・。この時点でお二人の凄さが伝わっただろうか。
最初っから爆笑、圧倒されっぱなしの私。

その後、私の大好きな友人の一人・ひでちゃん家に皆でいく。(カヤノヒデアキくん)
みー「今日さー、ゲーセンで遊んだこと、ひでちゃんもママに内緒にしてね!あ、あと駄菓子いる?好きなの選んで!」
ひで「ほんとに?ありがとう!嬉しい!これがいい!」←コドモに買収されるオトナ


私「てか、聞いてよひでちゃん・・!みーちゃんすずちゃん、まじやばすぎて・・・・・(上の地球が滅びるくだり、先生のくだりを話す)
すごすぎない?!」
ひで「うわー、まじ流石だわ!みーちゃん、紙飛行機にしたりする他に、もう一つ案があるよ」
みー「何?」
ひで「俺に全額あげるって選択肢」
みー「えー!(ちょっと考える)・・・別にいいよ〜」
ひで「うわーーー!まじで!ありがとうございます!!!」←大喜び
みー「・・・・。ねえ、ちーちゃん。もしかしてちーちゃんの周りって、皆お金ないの?」(私のパートナー的な感じの徹くんやCHAPAWONICAで一緒に活動しているMAYUさん、千秋さんの大切な人の圭吾さんなどなど、色々な人がお金がない話を見聞き知っている。ちなみにひでちゃんも普通のオシゴトはしておらず収入はありません。)
私「・・・!!!!う、うん・・・。そうだね・・・みんなないね。」
みー「げっ・・・・。まじやばいね・・。ちーちゃんそれは大変だわ。御愁傷様です」


もう、この流れに大爆笑!
ひでちゃんは、いやー、最高の友達できて嬉しいな〜!と喜んでいる。

もう、みんなそれぞれ最高すぎる。ちなみに、昨日の名言。
ゲーセンでとった、超巨大ぬいぐるみを持って帰ってきたみーちゃん。

私「えっ!!!でっか!!それ、またゲーセンで取ってきたの?」
みー「そうだよ、3000円くらいでとったわ」
私「やば!!!まじすごすぎ!!」
みー「ちーちゃん、勘違いしないでね。うちはお金で景品を買ってるんじゃないんだよ、お金で楽しさを買ってるの。あ、のんちゃんよかったらこのぬいぐるみいる?(のんちゃんは近所に住む4歳の女の子)」
のん「欲しい」
私「え!!!!頑張って取ったのにあげるの?!」
みー「うん。だってこんなに大きなのあったら、ママにまたゲーセン行ったってバレるじゃん!しかも置くところないし」
私「・・・・」


そして、そんな風に自由奔放に動いたりお金を気にしない姿を見て、私は思った。

・・・・・。これ、完全徹くんやまゆさんじゃん!!!!!!

まじで、一緒すぎる。
だから私はいろんな意味で、二週間みずすずと一緒にいる間注意はしなかった。
しない、というかもはやできなかった。
過去、散々私に対しても周囲に対しても自分に対しても自由にやりまくる徹くんに何度もブチ切れた。
そして、その自由さに怒る私の不毛さや意味のなさを痛感した。
もはやお互いやりたいようにやりまくる以外の選択肢はないな、という結論に行き着いている私は、みずすずといた時間はある意味徹くんと一緒にいる時と似た感覚だった。



そんなチャーミングすぎる二人に、速攻魅了された私でしたとさ。
ちなみに先日ひでちゃんが喫茶店に遊びに来たけどみずすずが漫画に夢中だった日。
「今日はみずすず遊んでくれなかったなー」
と言いながら帰っていく姿が非常にチャーミングでかわいすぎたひでちゃんでした。

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みずすず日記 序章〜不思議な3人暮らし〜

みなさま、こんにちは!
私はいま、江ノ島のとある小さな古民家喫茶店で、小学校6年生のみずきちゃんと小学校4年生のすずちゃんと三人暮らしをしています。

事の発端は、二人のママ・千秋さんから届いた一通のメッセージでした。(同じちあき・・!)

「突然ですが、大切な人と二週間ほど海外に行く事になりました。
そこで、うちにその間泊まって、子供たちと一緒に過ごしてくれないでしょうか・・!
自分でも無茶振りしてるな、と思うのですが、我が子達はとっても愉快な二人組です。
一緒に過ごしていていろんなことがありつつも、トータルして最高に楽しんでくれそうな千明さんなら安心してお願いできそうだな、と思いまして・・!」

実は、この時点では千秋さんと私は一度しか会った事がなく、会話した時間も10分程度。
お子様方も、ちらっと見かけたくらい。
でも千秋さんとは共通の友人もたくさんいるので、とても繋がっている感覚がありました。

「わかりました!一週間後からですね、日程調整してみますね!」

頭であれこれ考えたり生活をイメージする前にぽーんと返事。

千秋さんは江ノ島で古民家喫茶店を開いていて、こどもたちと三人暮らし。
最近人生が急展開していって、大切な人ができたばかり。
そして、その人は私もとても大好きな人!
子供達と離れて二週間大事な人と旅行するという決心は、千秋さんにとってもすごくすごく勇気のいるはじめてのこと。
二人がとっても好きだという事、その決心もとても素敵で応援したい!という気持ち、最近自分の中でテーマだった『みんなで子育て』というものをやってみたい!ということで、あれよあれよという間に三人暮らしがスタートした・・・という流れです。


「なんとなく、普通の方に頼むと、子供達にご飯を食べさせなきゃ!とか学校に行かせなきゃ!とかどうしても責任感を感じてしまう気がしたんです。千明さんだと、なんだか軽やかにやりたいようにやってくれる気がして!
一緒にいる間、学校に行くも行かないも、朝一緒に起きるも起きないも、毎日何を食べるも食べないも、預かったお金をどういう風に使うも使わないも貰うもすべて自由に、千明さんがやりたいようにやってください!
ご飯も準備が面倒だったら子供達が買ってきたり勝手に何かしらすると思うので!
掃除も面倒だったら全然しなくていいです!
本当に、好きなようにやってください!」

と言ってくださった千秋さん。本当に、なんてすごいんだ・・・!!!
もはや子供達や世界や私や自分への信頼感や責任という言葉すらないかのように『いまこうやってみんなが生きているってことは、そういうことだから』という自然な感じで生きている千秋さん。(うまくこのニュアンスを伝えられるといいな・・!)

私はもともと真面目で変に責任感が出たり頑張りすぎたり我慢するタイプなのですが、千秋さんのそんな雰囲気に触れて、

「私はふたりのお母さんじゃないからこそ、私といる時間はできるだけやりたいことをやりたいままにしてもらいたいなぁ。私と同じくらいの自由度で行動してほしいなぁ」

という気持ちが湧き出ました。
しかし、いざOKしてみると

待てよ??私、気分がのってないと料理とかそんなに好きじゃないぞ??
掃除と片付けも嫌いだし、自分で自分の生活を成り立たせるのも久しぶりなのに、子供達と・・となるとそれこそ初体験すぎて未知だぞ・・・できるの?

とも思い出す自分がいる。
しかし!!!物事は頭で考えても何の意味もないという事を重々痛感しまくってきた『初体験三昧の1年間』をした私。

私(未知の潜在能力)×こどもたち(未知の最先端人類)=三人の生活(未知の可能性以外ない)

私の頭の範疇ではないし、私だけの範疇でもないぞ!と思考回路を停止。
しかも、できないわけはそりゃあない。
だって、みんなこれまでの人生生き抜いてきてるし。
死ななきゃいいんだ、死ななきゃとりあえず。
しかも、私の周りは面白い人ばっかだから手伝って!といえばみーーんな助けてくれるはず。
ふたりはどんな子なんだろ?どんな二週間を過ごす事になるかなぁ・・・!どんなことを思うかなぁ・・!

とドキドキワクワクな気持ちでいっぱいに。

個人的に、本当に思うのはお母さんも思いっきり遊んだり休んだりして欲しいということ!!!!
こどもと関わる仕事をしていて、それはほんとーーーに思いまくっていた。
おそらく、世の中で我慢してしまっている・頑張りすぎているランキングをとったとき、お母さんという存在はトップに食い込みまくっている気がする。
一人で背負うなんて、子育てするなんて大変すぎるし、おそらく大人数で関わりを持つ方がお母さん・こども・周囲の人全員にいい影響を与える気がする。
みんなお母さんじゃなくて、⚪︎⚪︎さん、という個のひとであって、たまたまナントカちゃんのお母さん、という呼び名もついてきているだけ。
一番の根本は⚪︎⚪︎さん。
なので、まじで

「⚪︎⚪︎さん、毎日⚪︎⚪︎さん全力でお疲れ様です!!!その上お母さん業もお疲れ様です!!!
本当にいま、子育て部門を担当してくれてありがとうございます・・!!!
私いまはその領域にいないので、まじでありがたいです!!!
世の中にお母さんの数が多すぎるので、お母さん業は、さもこなして当たり前のようになっていますけどまじで違う気がするんです!!!
ひとりひとりお母さんもこどもも性格が違うし、得意分野も違う。ひっくるめて考えられるわけがないです!!
毎日⚪︎⚪︎さんを生きつつお母さんもしているあなたはまじで凄すぎて宇宙から表彰されるレベルのことをしていると思うんです・・!!!」

とハグして感謝を伝えたいレベルだとめっっっっちゃくちゃ思います。。。
まじでこの世に当たり前はなさすぎる・・・。

そんな思いから『みんなで子育て』をトライしたいと思っていた私。
絶好の機会で即やらせてもらえることがありがたすぎる・・!!!

そんなこんなでスタートした、ジブリのようなおうちでの不思議な3人暮らし。

面白いほどに感情を揺さぶられて過去といまを突かれまくる日々。
可愛くて可愛くてたまらない、大好きすぎるふたり。
面白いネタがたまりまくってるので、少しずつ書いていきたいと思っております♡

長い序章ですが、はじまりはじまり・・!

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全て積み重なった結果論

「千明ちゃんの写真って、見ただけですぐ千明ちゃんだ!ってわかる。すごく、色がある」

と言ってもらえる事がとてもとても増えました。
プロのカメラマンさんにも、カメラを持った事がないってひとにも。

「千明ちゃんの写真はとっても素敵なんだけど、プラスなものばかりだから、マイナスな要素も撮った方がいいよ。一周したとき、きっととてもいいものが撮れるようになると思う」
 
写真を教えてくれた、大事なひとに言われた言葉。
いっちょ前に

「写真ってなんなんだろう?私が表現したいことって、一体なんなんだろう?」

と考えながら、写真のために写真を撮る時期もあった。
枯れていく葉っぱばかり、道端で息絶えた動物や虫たちばかり、見たくないものや目を逸らしてしまうものだけを撮る時期もあった。
全く写真を撮らない時期もあった。

表現したい事を頭で考えて表現するっていう事。
そんなのは私の場合は意味がなかった、ということがわかったっていう事に意味があった。

嫌なものは嫌だし目を逸らしたいものは逸らしたい。
撮りたいものは撮りたいし、撮りたくないものは撮りたくない!

いまは、頭で考えずに感覚で、荷物多いからカメラを出すのが面倒だなぁ、という気持ちさえぶっとばしてくれるような撮りたいものだけを撮っている。
**************
怖がりで自分に自信のない私は、子供写真館の仕事をやめたあと、技術を学ぶために30歳まではいろんな写真の会社で働いてみようと思っていた。
でも、そんなときに大切な人から

「ひとから学んで、人の色を入れない方がいいと思う。
技術なんていらないよ。
ただひたすら自分の表現を究めつづけたら、千明にしか撮れないスペシャルで唯一無二の写真になる気がする」

と言われた。
私にしか撮れない写真なんてあるわけない!
追求だなんて、仕方もわからない。技術が大事なんだ。
絶対、どこかに入って教えてもらって勉強した方がいいに決まってる
と、思った。
でも、でも、どうしてもその言葉が胸の奥にひっかかった。
よぉし!フリーでカメラマンをするぞ! でもなく それでもやっぱり、組織に所属して働くぞ! という決意でもなく。
大事な人の言葉が前兆のように、気付いたらただ好きな写真を撮影して、お代をいただいて、結果、フリーでフォトグラファーをしていると言われる状態になった。

『自分にしか撮れない写真』

なんてのは実はなんにもなくて、ただ自分が撮った写真がただただ積み重なってきた時にはじめて、「千明ちゃんにしか撮れない写真だね」て周りから自然と言われるようになった気がしている。
自分の表現を追求する、なんていうとストイックに聞こえるけど、私の場合はただ好きなものを撮る、そうじゃないものは撮らない、ということを一切の無理なく、自分の気持ちいいテンポで積み重なるだけ。
ただそれだけだった。
気張りも頑張りもしない。

心が動かなかったらシャッターは押さない。
自分の見ている風景や見たい・感じたいと願う風景を形にするから、どうしようもなく勝手に滲み出る性質みたいなものが、写真を通して見えるんだろうなぁ。

私は自分のことをアーティストだとも表現者だとも思ってないです。
ただやりたいことをやっていたら、それをアーティストですね、表現してますね、って周りに受け取られることがある。
自分で自分のやっていることや内容に呼び名は何もない。
概念や枠組みや表現という言葉の存在さえなかったかのように、なにも意識せず、湧き出るように動いてる感覚。
それを、 いのちを生きる っていうのかな、っていま思った。

もちろん、常にそういうわけじゃないけど、以前に比べて格段にそんな瞬間が増えた。
****************
私の時間とそれぞれのみんなの時間、並行して流れ続けていく。
どちらも、いつか止まることは、うまれた時から決まっている。
そんな中で重なって、離れて、また重ねて、離れていく。
結婚式とかの人生の特別な瞬間の一瞬の輝きと、まいにち続いているさりげない日常のきれいさ。
どちらも、一緒に時間を重ねて残させてもらえること、心からうれしい。

嬉しさや感動の中には、いつも悲しみがある。
そういう相反した気持ちのひとセットの中にこそ、どうしようもなく涙が出るような美しさがある。

私の一見プラスな写真、の中には必ずどこか、その輝きが一瞬の出来事であって、耐えきれないようなたくさんの悲しみの一瞬もそれぞれにあるということを含んでいる気がした。
どちらもあるからこそ、その瞬間瞬間が本当に綺麗なんだと思う。 
***************
一昨日いろいろあって夜中に声を殺して久しぶりに号泣して、さらに一昨日と昨日の夜、驚くほどにお腹が痛くなって思わず涙がポロポロ流れた。
感情丸出しの子供たちと一緒にいることによって、心と体が一気に溶け合ってデトックスしていってる感がある。
泣きまくってぼろっぼろの顔してるだろうなぁ、と思って今朝鏡を見たら、なんだか今まで自分が見たことがないような、ニュートラルな中に悲しみを含んだ、でもとても綺麗だな、と思う自分が鏡の中にいた。

自分を綺麗と思うことなんて本当にないので、まじでびっくり初体験!!!

涙って、とてもとても美しいと思う。
悲しい気持ちや感動した気持ち、悔しい気持ち、中途半端だからこそ流れる涙、やりきったからこそ流れる涙。
いろんな気持ちが混じって言葉にできないものが、涙として流れる。
みんなの涙や泣き顔をうつさせてほしいなぁ、ってめっちゃくちゃ思った。
近々、なにか考えよう!!!!!

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大好きな人たち〜ibaya・坂爪圭吾さん編〜

 

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今回は、私の周りの大好きで生きて欲しい人たち・ibaya編について順に書いていきたいと思います♡

第一回は、圭吾さん♡(*^^*)♡ぱちぱちぱち〜!!!

 

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このお茶目でチャーミングなポージング・・

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圭吾さんの楽しそうな表情を見ると、嬉しくなる!(真ん中にいらっしゃるのは、伝説の阿部さまです・・)

 

まず、ここを皆におさえてもらった上で、今後のブログを読んでもらえたら面白さが倍増するかと思います⭐︎

以前Facebookに書いたものを加筆修正しつつまとめ直していきます(*^^*)

・・・しかし。どの人も、文章で説明することができないくらい、多岐にわたっていろいろな事をされていらっしゃる。笑

 

ibaya編??ibayaってなに?そう思った皆様!いばやとは、やばいの逆です。『とにかく(自分たちが)やばい(と思う)ことだけをやろう!』という点で意気投合した坂爪圭吾さんとMAYUさんのお二人が2013年の8月に設立したのが、合同会社ibayaです。

会社としては異例過ぎる、利益を一切出さないという会社です。

やばいことをやっていれば、それを面白がってくれるやばい人があらわれて、化学反応が起きて、結果とんでもないわっしょい状態になるはず人生は基本的にギャグである、というユーモアをお持ちなので、会社を設立したのもある意味ギャグ!とのこと。

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このいばやメンバーの雰囲気。神々しい。。

いばや設立時に、いきなり50万円をぽんと渡したという阿部 俊介さんのエピソードもまじでかっこよすぎる。男前すぎていばやすぎる。

ibaya.hatenablog.com


そして、2016年1月に突然『積極的倒産』(まじ名言・・)を遂げて周囲をびっくりさせました。合同会社いばや解散時のエピソード。自分が自分に飽きたから、という感覚は本当にすごすぎる。

ibaya.hatenablog.com

 

この時点で、なんとなくそのいばやさは伝わったかと思います。

じゃあ、その会社を設立されたうちのひとり、坂爪圭吾さんどんな人?!
圭吾さんは、かの有名ないばや通信というブログを書かれている方です!

2014年のバレンタインデーに、当時同棲されていた彼女にふられて家・お仕事がない生活がはじまった圭吾さん。
インターネット上にて日々感じることをブログなどで発信しつつ、「どなたか泊めてください!」ということ

ibaya.hatenablog.com

奴隷経済という活動をスタート(これがきっかけで徹くんと圭吾さんは出会っています)

ibaya.hatenablog.com

気づけば「お会いしたいのでぜひぜひ来てください!交通費は私たちで出します」と全国各地に泊まれる家、頼れる人が続々とできていく。
そして、海外にもたくさん無料で呼ばれるようになる。
それまでの人生は他人が敵に見えていたのに、一気に人を味方に感じるようになったという事です。
家をなくしたら、家が増えるという謎の現象。
そしてなんと2015年12月、家を買ってもらうという奇跡が起こって熱海を拠点をかまえることになりました。

ibaya.hatenablog.com

善意でもらったお家を温かな循環がはじまる場所にしたい、ということでいつでもどなたでも自由に遊びに来て自由に使ってください、というお家になっています。

また、わたり食堂やわたり文庫(http://ibaya.org)Cafe Envelope、というものもされています。なんとフリーで誰でも使っていいというお財布まで玄関に飾ってあります。その中身は、勝手に増えたり使われたりと変動し続けているということ。

このブログ、個人的に大好きです♡

ibaya.hatenablog.com

無料で誰でも飲食ができるカフェをされたい、ということでスタートしたCafe Envelope。

メニューは「Water (HOT or COLD)」という事態。笑

あるものを提供する、無理しない、やりたいと思ったことをとりあえず行動に移してみるというそのスタイルが最高に好きだなぁ。

結果開店させてみると、来る人来る人がとても素敵なお土産や自身の得意を活かしたものをおくったりして、世界にまたとない素敵なカフェになったという逸話です。

ibayaやこのカフェのように、とりあえずやる。箱をつくる。場を提供する。そこから、そこにしかうまれないものが自然とひとりひとりの生きているエネルギーで構成されていく。

うまく言えませんが、きっかけをくれるというか、周りの人の素敵なエネルギーを引き出す力というか、集める力がある方だなぁ。磁石みたいな・・磁場を整えているようなお方だなぁ、と思います。


素敵な記事が多すぎるのですが、わたしが好きな記事を何個かピックアップしてみました♡

 

どのような生き方でもいいから、胸を張って生きろ。

ibaya.hatenablog.com


【貧乏性最強説】私が貧乏性によって躁鬱病統合失調症を克服し、三ヶ月で15キロ痩せた話。

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【いばや会議】神は「好きなように生きなさい」と言っている。

ibaya.hatenablog.com



マッチ売りの少女を殺したのは誰か。ー 自分をオープンなものにしている限り人間は絶対に死なない。

ibaya.hatenablog.com

 

とにかく逸話がありすぎて語りつくせませんが、本当に素敵な方なのです・・。
文章だけ読むと、自分からは超遠い!!!神様的な存在に思えたりすると思いますが、実際にお会いすると、とても柔らかい感受性を持たれた素敵な男性です♡!

ああ〜、圭吾さんはすごいというか、圭吾さんを生きているだけなんだなぁ。と、強さと弱さと優しさと、色んなものを持っているとっても人間らしい方。

圭吾さんの文章を読んでいると、自然と涙が出たり心が洗われたり、胸の奥底からとってもあついものがこみ上げてきます。自分の純度が本当に高くて、彼の文章に触れると浄化される感覚。

人の心の奥の純粋な部分を刺激してくれて、自分自身を生きるということの大切さ、誰もが皆最高で唯一無二の存在なんだな、と思い出させてくれる。圭吾さんのすごさを教えてくれるんじゃなくて、自分自身の持つ力を思い出させてくれる。

そんな圭吾さんが大好きなんです。。!!!一緒に生きよう、遊ぼう、って、多くの人に希望を与えてくれるような、メッセージをくれるような存在。

見る人を自由にする、風のような方です。

 

・・・・やっぱり好きな人たちについて書くのって、楽しいし嬉しい気持ちになるね!!

生きててくれてまじありがとうございます!!!!

 

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第一弾は圭吾さんでした♡ぱちぱちぱち!

2009年フィリピン編

オーストラリア滞在中。

 

悲しい記憶を思い出したくなかったのだけれど、エージェントの人から

「もし、今回の事がきっかけであちらの家族が離婚問題になった場合、あなたが訴えられる可能性がある。辛いと思うけど、警察に行きましょう」

と言われた。

ということで、私の人生初の警察体験はオーストラリアでした。

訴えられるかもしれない、という響き。

悪い事、してないのに私。という気持ちと、悪い事したんだ、私。という気持ち。

この場合の『悪い事をした私』というのは『私が存在している事が悪い事だ』というレベルの思考回路に達していた。

警察官の女性はとても親身に話を聞いてくれたのだけど、最後にこう言われた。

「これをあなたは訴訟しますか?訴訟する場合は、短くても1年・・長いと3〜5年かかる場合もあります。ボイスレコーダーなどの証拠がないので、あなたは被害者ですが不利です」

裁判に、5年。24歳まで、この問題をこの土地で引っ張る??絶対そりゃないわ。

「しません」と即答した。

あぁ、世の中ってこういう仕組みになっているんだ。泣き寝入りしてる人がたくさんいるんだろうなぁ。

後日、ホストファミリーは仲が悪くなるどころか、私の事件がきっかけで、私を悪者にして家族で一致団結しているという事を、エージェントの方伝いに聞いた。

そんな一致団結の仕方が、この世にあるのか!!!と私はまた全身を打たれたように衝撃を受けた。

 

色々綴りましたが、滞在中は楽しく、嬉しいこともたくさんあった。

世の中のことを知らなかった私には、海外でのすべての体験が刺激的だった。

 

これを書くにあたって、当時の日記を読み返したのだけれど、

 

『世界で一番自分のことが大嫌いだったけれど、ほんのすこしだけ好きになれた。それが一番嬉しかった。

今まで、ずっと自分のことを意気地なしでチキンで、結局は口だけで行動にうつせない人間だ、って思っていたけど、自分は自分が思っている以上にアクティブで度胸があるのかも。

ラフティングに行った時、高所恐怖症だったけれど、すごく高い崖の上から飛び降りて川にダイブした。そして、気付いた。全てはジェットコースターみたいなものなんだ。怖い怖い、どうしよう・・と、乗るか迷って躊躇している時間が一番怖い。やるんだ!と決めて飛び乗っちゃえば、あとはあっという間に、なるようになる。そして、気づけば、あれ・・?できたんだ!!私!ってなれるんだ。

やりたいことを、なんでもやっていく人生にしたい。やりたいことや夢が変わっていっても、叶えていきたい。これが、オーストラリアで見つけた、一番大切な私の夢。何歳になっても忘れたくない』

 

と書いてた。

え?私、世界で一番自分のこと嫌いだったの?!😂
すっかり忘れすぎていて、ビックリしてしまった!

そっかぁ、こんなこと思っていたんだなぁ、この瞬間は、全力で。

過ぎ去れば、別人の自分になるよね。笑

 

でも、この日記の気持ちとは裏腹に、帰国してからやり場のない怒りや悲しみが、ふつふつとわく瞬間もあった。

「フィリピンに、どうしても行かなきゃ!」と前は思っていたのに、フィリピンと聞くと寒気がする。行ったことのないフィリピンのことが、憎くてたまらない気持ちになる。男性にもできれば近寄りたくない。

こうなったら…絶対に誰にも負けない女性になってやる!と謎の強気モードを発揮した時期もあった。「千明ちゃん、なんか変わったね」と言われた時に「じゃあ、どうすればいいとよ!!」と家で一人で大泣きした。

当時の私…The⭐︎不器用の塊だな。

 

でも、ある時。はたと、

「たった一人のフィリピンの人のせいで、フィリピン全体を嫌いになるなんて、違うよね。次の夏休み、フィリピンに行こう。もう一回、ホームステイにチャレンジしよう。記憶が凝り固まる前に上書きする作戦だ!!死んでもフィリピン行かない、って思ったけど、これは逆に、フィリピンに行け・・というお告げな気がしてきた・・。」

と思った。葛藤の中でも、どうにか前に進みたかった。

ついでに言うと、武士気質の私は「こんなことされた、可哀想な子なんです。慰めて・・(;;)⭐︎」みたいな雰囲気になるのが、まじで嫌だった。悲劇のヒロインにはなりたくない。それだったら、ぶった斬って前に進むわ、嫌でも怖くても!という気持ちでしたね😂

そんなこんなで、大学2年生の夏休み、私はフィリピンのスモーキーマウンテン・貧困地区をめぐりながらホームステイをするというスタディーツアーに参加します。

その経験も、私の中でとても、とても大きく残っています。

 

スモーキーマウンテンで家庭訪問インタビューをさせてもらったときに、私はお父さんに

 

「最近一番、幸せだと感じたことはなんですか?」

 

と聞きました。すると、お父さんは

 

「一つ目に、家族が全員一緒に住めていること。フィリピンは、離れ離れになってしまうことが多いから。

二つ目に、家族みんなが健康であること。

三つ目に、家族の大黒柱である私が、働ける体を持っていること」

 

と答えてくれた。

その瞬間、当時の私はハンマーで頭をかち割られたような衝撃を受け、涙が止まらなくなった。

最近、幸せなこと。

その答えが、この3つ。

2番目に関しては、私たちから見るとひどい湿疹があり、咳をしていたため、到底健康な状態には見えなかった。

そのときの私は「人と人との違いって、誰から生まれて、どこの場所に育ったかという事がベースにあるんだろうな」と感じた。

自分がフィリピンに、スモーキーマウンテンに生まれていたら、ここに馴染むように育っていったんだろうな。この人が、私の家に生まれていたら、普通の日本人だったんだな。

うまく言えないけど…あなたは私なんだね、私はあなたなんだね。地球って、そうなっているんだろうなぁ、と感じた。

 

フィリピンでのツアーは3グループに別れて行動したのだけれど、私の班はとにかく皆個性が強烈に強かった。各々の意見をしっかり持っていた。ディスカッションは、すごい勢いで、とにかく濃くぶつかりあった。

ツアーリーダーの人は、何も言わずに笑顔で見守っていてくれたのだけれど、後日「あまりにも皆の個性が強すぎて、どうしようもなかった。自分がどうすればいいかもわからなくって、ただ見守る事しかできなかった」と言っていた。

私は、なんとかそんな班をまとめようとするものの、勿論無理だった。

「千明は考え方がまじで甘い」とバッサリと理路整然と斬られまくる。

とにかく言われたことを本気で受け止めて、それで自分の意見を言って、また投げかけられて、衝突して・・という人生で初めてのぶつかり合いをした。

 

そんなこんなのフィリピンでの体験やホームステイを通して、私の中のフィリピン嫌いの気持ちが成仏した。

「フィリピン人に嫌な事された!フィリピン人嫌い!」と、何か起こったときに、全体の目で見てしまう事は、戦争の種になるんだな。

「貧困が云々、戦争は嫌だ」って散々考えてきたけれど、私の中にある戦争の種に気付かされた。

個人個人として物事を見ていかないと、素晴らしい出会いや体験を逃していく事になる。そうなると、自分の人生、損しちゃうよなぁ。そんなことも思いました。

 

そして帰国後。今度は、貧困問題などを目にしたことによって、自身の罪の意識に再び苛まれることになります。

何も知らずに生きていたことに対する罪の意識。何も知らずにものを買って消費していた罪の意識。戦争時代に日本がしてきたことに対する罪の意識。

それを、何も知らない人への怒りへと変換してしまった時期もありました。

何も知らずにのうのうと暮らしている人がいることが、許せなかった。

自分自身のことも、許せなかった。

そうして、大学2年生の頃の私の顕在意識と潜在意識は、トゲトゲした罪&許せないパラダイスに突入していったのでした。

 

・・・なんか久しぶりに自分の過去の性質を思い出して思わず笑ってしまった😂

でも、こんな時期の自分がいたから、今の自分がいる。ありがとうね!と言いたくなります。

 

ただ、もちろんそんな生活をしていると苦しいし、しんどいし、嫌になってくる。

色々と悶々とした結果、

「本当の幸せってなんなんだろう?私は、今まで、わかりやすく言うとお給料が10万円の人より100万円の人の方が幸せ!て思ってた。でも、そんなもんじゃない気がする。よくわからないけど、次はインド。インドに呼ばれてる気がする。よし・・・インドに行こう!怖いけど・・怖いけど、行かなきゃいけない気がする!!」

と感じるようになります。

そして、大学2年生の終わりの春休み、20歳のとき。

私はバックパッカー一人旅で2か月ほどタイ・インド・バングラデシュ・台湾をまわることにしたのです。

 

そこで、私の人生観を大きく変えてくれる人と出会います。

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アルケミストという本の前兆のお話がとても印象に残っています。

前兆に従って、すすむということ。その前兆は、予感だったり虫の知らせだったり。神様が残してくれた前兆に気がついて、それを読んでいくこと。それが宝物を見つけることにつながる。

まじで私は前兆を読む事ができていたんだなぁ、て感じています。

 

徹くんと私を結びつけてくれた人は、フィリピンのツアーで同じ班だった、私に本気でぶつかってきてくれた男の子です。

私が社会人になり奈良県に転勤した際、彼が近くに住んでいて、よく遊ぶようになりました。

「俺の高校の同級生で、千明に似てる部分を持つやつがいるんだよなぁ。直接的に社会問題に取り組んだりは、していないんだけどさ。千明みたいに、面白い形で自分の道を突き進んで、周りにパワーを与えているというか。会ったら絶対、面白いことになると思う!是非会ってみてほしい!」

と言われて、徹くんに出会いました。

そのタイミングも絶好で、あの時に会わなかったら、こういう関係にはなっていなかったかもなぁ、と思っています。

お互い絶妙な成熟具合・発展途上具合だったというか・・・。

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あの時、英語力を無視してオーストラリアに行かず、フィリピンに行っていたら…

徹くんを紹介してくれた男の子には、会えなかった。

オーストラリアで悲しい目にあっていなかったら、ホームステイのツアーに拘らずに違う形でフィリピンに行っていただろうな。

 

何だかんだで、結果オーライ。タダでは転ばない。自分無敵。と思っているのだけれど、きっと今の自分だったら、どの道を選んでいたとしても「まじで、これを選んで良かった・・!奇跡やったわぁ・・!私、前兆読む力があるなぁ」と言っている気がします。

でも、それが一番無敵だよね。

どんな選択をしても、自分で自分の選択に頷けばいいんだね。