自分の身体が好きになった話 〜コンプレックスとヌード撮影〜
微乳
日本人のおよそ3〜4割がA.Bカップに所属していると見られる。
自分の胸のサイズにコンプレックスを感じているのは、そのうち何割の女性だろうか。
・・いま、この文章を書くために『微乳』を辞書で引いたのだが該当するものがなかった。
その代わりに出てきた言葉は貧乳
辞書にはこう記されている。
『俗に、女性の乳房が小さいこと。また、その女性。ぺちゃぱい。』
本当に『俗に』ですねぇ、と皮肉を言いたくなるこの内容。
かくいう私は、長い間自分の身体に数々のコンプレックスを持って生きていた。
「手足が長くていいよね〜！」
と言われれば「手が長いって、手長猿かよ・・足だって別に長くないでしょ、測ってないからわかんないじゃん」と心の中で若干毒気付き（せっかく褒めていただいていたのにすいませんでした）
「小顔だよね〜いいなぁ」
と言われれば
目の錯覚じゃね？てか顔が小さいってどんな言葉やねん、小さければいいってもんじゃないでしょ・・と感じる。
初めて会った男性に突然一言目で
「A？」
と言われ
「いえ、違いますよ〜！Oです＾＾大雑把なんですよね〜」
と返し
「いや、違うよ。胸。」
とガン見されながら言われた日には
お前・・！ぶん殴ってやる・・・！！！
デリカシーもクソもないお前にますますモテなくなる呪いかけたるわ、ボケナス野郎！！！！！
と心の中で叫びながらも
「え〜いきなり一言目でそれって超失礼じゃないですか〜違いますよ〜Bです」
とその場を凌ぐ引きつり笑いで自分の小さな名誉を守るためにしっかりとBということを主張しつつ乗り越えた。（ばっちりと滅！の波動も送りながら💫笑）
体型に関する一番大きなコンプレックスは『胸が小さいこと』だった。
「今まで見てきたお尻の中で一番好き！」
なんていくら褒められたとしても「胸がないから、とりあえずお尻褒めときゃいいって思ってるんでしょ！お尻なんて自分でよく見れないし、良し悪しなんてそんなにないでしょ！」と毒気づいていた。
・・・今書いていて、どんだけ見た目や身体のことを色眼鏡かけて見てきていたんだろう、とクラクラする。
これはヌード撮影をする前までの自分・・・2〜3年くらい前までの自分だ。
自分の胸が小さいこと自体へのコンプレックスは、今思えばメディアや周りの男性・女性の声による影響だったと思う。
もしも世界が「胸が小さいのはめちゃくちゃ可愛い！」という発信に溢れていたとしたら、小さい頃からこの点に関してはそんなに気にせずに生きてきたかもしれない。
ファッション誌には「胸がちっちゃい子でも似合うファッション♡」
でも、ってなんやねん！
「胸が小さいからこそ（大きいからこそ）似合う素敵なファッション」
にしようよ。
・・・・とまぁ、こんな風にコンプレックスを抱いていた私が初めてBaby Photoでヌード撮影をし、死ぬ思いで写真を公開した2年前の文章がこちらだ。
『胸が小さい自分も、それでいいんだなぁ。と受け入れて生きていきます』
この時の必死の100%の自分が垣間見れるこの文章。笑
（というか、ヌード撮影なのに清水の舞台から飛び降りましょう♡という誘い文句はなんやねん！自決する武士仲間を募集してるわけじゃあるまいし！笑）
今のわたしが、この時の自分に声をかけるとしたら、こう言うだろう。
「それでいいんだなぁ、じゃなくてそれが魅力的だと、私は思うよ」
・・・・なんという革命なのでしょうか😭😭😭
強がりなんかじゃなく、心からそう感じる自分に出逢えたことは人生の宝だなぁ。
そう思った大きなきっかけは、つい先日撮った2回目の自分たちのヌード撮影。
緩やかでシュッとした自分の胸のふくらみのラインを写真を通して見て
「わ〜、綺麗！身体と顔に合ってる！スマートで超可愛いなぁ」
とすぅっと自然に、そう感じたのだ。
その瞬間、んもーーーー自分でビッッッックリ！！！
わたしの世界、超ナチュラルにひっくり返った！
「自分の身体が好きじゃなくて、ヌード撮影をためらってしまいます」
という方はたくさんいらっしゃる。
『自分の身体のコンプレックスを受け入れる』
それは並大抵のものじゃない
長年ずっとこびりついてきたものは
なんであってもそう簡単にはとれやしないし変わりやしない。
『受け入れる』という言葉の意味合いもそれぞれだ。
「嫌だし仕方ないけどOKだよね」「超好きになった！」「ニュートラルに見てるよ」全ておなじ『受け入れる』で表現できる。
私は一度目のヌード撮影で淡い期待を抱いていた。
「ヌード撮影をしたら、小さい胸を好きになれるかも・・自信を持てるようになるかも・・！」
結果は違った。なお、嫌になった。
「やっぱりちっちぇーー貧相じゃん！」
そう思った。
『ヌード撮影はコンプレックスを受け入れることには繋がらない。やっぱり、コンプレックスはコンプレックス！』
そう思った。
でも、それも違った。
最初のヌード撮影をきっかけに、すこしずつ ほんのすこしずつ 見えないところで、見えるところで変化が起きていた。
身体に興味を持つようになり、少しずつ運動をしてみるようになったり、身体とコミュニケーションをたくさん交わすようになったり。
その結果「いまある身体」を自然と好きになったのだ。
それはいつか手にするであろうもっと くびれ ができた未来の身体
一番細胞の新陳代謝が早かった10代の過去の身体ではない
紛れもなく「いま、わたしと共にあってくれる尊い身体」
世界にたったひとつで、いつも私を支え、励まし、前に後ろに進ませてくれた存在。
そんな子が・・・可愛くないわけ、ないよね😭😭😭
これまでずーーーっと
ずーーーーーっと
無いものばっかり見ていてごめんね
目の前にある、自分の優しい胸を見ていなかったよ
いつも、目線は空を捉えていた
『あったらいいな、の柔らかい大きな胸』
目の前にあるものを真の目で眼差せば
いつだって本当は すべてあたたかくて優しい
それを受け取れる日は
自分と向き合っていたら
いつかやってくるのだと、わたしは思う。
ちょっと前だったらこの写真は公開する勇気がなかったと思う。
（目、開いてるし 胸のライン見えてるし、表情がこっぱずかしいし）
でも、今のわたしは「あ〜、この表情の自分いるよなぁ」と受け入れられる。
だって、それも自然だから。
いまは細胞のひとつひとつを愛おしく感じる。
それとともに 人の身体を美しい、と心から感じる。
その人の何十年を共にしてくれている身体
その全てが、ほんとうは 完璧な存在だと気付いたんだ。
敬意を持ってご撮影させてもらいたいなぁあ、という気持ちでいっぱいです！💕
私にとってのヌード撮影は『自分の身体を一歩離れて見つめ、知る。愛する相棒（身体）に労いとありがとうを伝える。撮影を新たなスタートラインとして、より自分自身を愛でることができる美しい手段』だ。
「自分の身体のここが嫌だ」
「もっと痩せてから・・」
でもね
今の自分の身体をただ眼差す
ただそれだけのことから、始まる物語がきっとたくさんあるよ
心が動くなら いま
いま、きっと身体はあなたに出逢いたがっている
あなたに見て欲しくて
気付いて欲しくて直感というカタチで信号をおくってる
Baby Photoを撮った人は
最高にワガママに
どんどんどんどん美しくなっていっている
その人だけの物語を見せてもらっていること
心から嬉しく思います。
画面の前の
わたしが出逢いたいと思っているあなたは
どんな物語を持っているのかな？
描くのかな？
教えてね。
・・・という、Chiakiの直感レーダーによるラブレターブログでした💕
あなたに出逢えるのを、楽しみにしています！！
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▶︎2019年3月
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▶︎2019年4月
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11日（木）ご予約済み
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＊土日はお早めにご相談いただければ応相談可です。
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2019年はムービー担当 徹と一緒に移動することも増えそうなので
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