千明の素直なきもちvol.6 〜自然体であるということ〜
バリに来て気付いたことがある。
日本で水を触ったら
すぐに手が荒れていたんだけど
(皮が破れてお汁が出る…😭)
バリ島のお水は
触れても痛くない。
やわらかくって優しい。
独特の質感。
日本では普段から
食べ物にかなり気を遣い
取り寄せ生活を送っていた私。
今回の治療中は
なおのこと気をつけていた。
身体に合わないものを食べたら
即痒くなったり
目が開かなくなるからだ。
いくら身体にいい
オーガニックの食べ物でも
量や調理法、頻度、組み合わせによって
反応が出たり出なかったりする事がわかった。
敏感さを増してるいま
バリ島で食べ物で痒くなったら
どうしよう…生き地獄…😭
ってかなり怖かったんだけど
フルーツも甘いものも揚げ物もお肉も
いろいろ食べても
痒くはならない。
自然な甘さ 自然な味。
昨日ついにビールを少し飲んだんだけど
ビールでさえ柔らかくて優しかった。
精神的な問題で
こう感じるのかな?と思ったけど
それだけではなさそうだ。
バリは
野菜も果物も
空気も土も
太陽の光も月の輝きも
天気も 雲の動きも
生き物も人も
それらに触れながら移動する風も
自然体だ。
丸くてやわらかくて優しい
密度も自然。
海外はいろいろ行っているし
バリは2回目なんだけど
今回深く体感した。
特別なパワーがある土地だと
わたしはとても敏感体質で
化学物質の香りは具合が悪くなるし
農薬や塩素に身体が反応する。
正直に言うと
いまの日本はわたしの身体と心にとって
住みにくすぎる土地なんだなぁ
改めて、そう思った。
水の綺麗な田舎に行けば
塩素はきっと薄いよね!と思いきや
ヤバいくらい強かったりするところもある日本。
できるだけ安心できるものを取り寄せるにも
選ぶパワーとお金が超超かかる。
生きることに
すごくエネルギーが必要になる。
わたしと同じように
アレルギー体質の人もたくさんいる
これまでの不自然が多すぎるやり方に
限界が来ていて
いまがきっと、転換期なんだと思う
排毒できる身体づくりは
もちろん大切なんだけれど
ベースを変えていくことが
ほんとうに大切だと思う。
生きづらさと苦しさを知っているからこそ
政治の大事さを学んだ
政治で決められることが
たくさんある。
それに気付いた時
衝撃的すぎて打ちひしがれた。笑
同時に自分たちで変えられるという
大きな希望にも触れた
この辺もまた書きたいな✏️
急に思い出したことがある。
今回の治療中
熱を持たないよう運動禁止
そして汗をかいちゃいけなかったため
真夏の間クーラーをガンガンにつけた部屋で
ひたすら寝込んでいた。
外出は車で向かうスーパーと治療院のみ。
そんなある日治療院の先生からふと
「今日は暑いですね〜!」
と言われた。
わたしは一瞬思考が停止した
ずっとクーラーがついてるところにいるから
一瞬降り立って歩いたくらいじゃ
暑さもそこまでわからない。
ありふれた世間話の挨拶に
はじめて、相槌をうてなかったのだ。
適当にかわせる会話なのかもだけど
毎日を粛々と真摯に生きていたから
かわす、というスキルは吹っ飛んでいた。
これはかなり衝撃的な体験だった。
わたしのだいすきな友達に
長い期間引きこもっていた子が結構いる。
その子たちのことや
近年増えているという
中年の引きこもりの人たちのことを思った。
そりゃあ外に出るの
人と話すの
怖いよね。
みんなが何気なく話す
共通の話題や挨拶にも
うまくこたえられないかもしれないんだから。
ここ数年いろんな活動を始め
イベントを主催することも増えた。
長く引きこもっていたり
鬱や病気の治療の最中に
勇気を出して会いに来たと
言ってくれる人もいた。
そんな人たちに
わたしは答えづらい言葉を
ガンガンかけていたかもなぁ
そう思った。
どうすれば
わたし
そして
巡り合わせで出逢ってくれるひと
ひとりひとりが居心地よく
その場に存在できるのかなぁ
どんな言葉をかけたらいいのかなぁ
なんて考えていたんだけれど
今回バリに来て
あぁ、こう在ればいいんだなぁ
という体感に触れた
それは
バリの自然や
風や
人や
土地がおしえてくれた。
この土地に在るもののように在れば
いまこの場所にいる時みたいに
自然体のわたしで在れば
ただ、それだけでいいんだなぁ、って。
ありがとう、バリ🏝